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株式会社大阪ソーダ 環境・安全レポート | 環境・安全

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(1)

(2)

環境・安全報告書

環境・安全への取組み

C o n t e n t s

2013

ごあいさつ

1 ダイソーの環境経営

1

.1

1

2

3

5

5

7

9

CSRへの取り組み

1

.2

レスポンシブル・ケア(Responsible Care:RC)

2

.1

生産活動のマテリアルバランス

2 環境保全への取り組み

3 労働安全衛生・保安防災への取り組み

2

.2

省エネルギーへの取り組み

2

.3

大気汚染・水質汚濁の防止への取り組み

2

.4

産業廃棄物削減への取り組み

10

2

.5

環境に配慮した製品及び技術の開発

3

.1

3

.2

11

12

安全衛生・保安防災活動

防災訓練・休業災害発生件数

4 物流安全・製品安全への取り組み

5 社会とのコミュニケーション

4

.1

4

.2

13

13

物流安全への取り組み

製品安全・化学物質管理への取り組み

14

当社グループは、事業活動において環境・安全活動であるレスポンシブル・ケア (RC)活動への積極的な取り組みを通じて、温室効果ガスの削減や従業員の労働 環境の改善・向上等に企業として積極的に取り組み、社会的責任を果たすべく 日々邁進しております。

環境保全につきましては、従来から進めている「コストダウン&環境負荷低減推 進」プロジェクトを2012年度においても継続実施し、低炭素化社会の実現や循 環型社会の形成のための取り組みを推進し、当社技術の環境技術への活用によ る生物多様性保全等環境に配慮した事業活動を続けてまいりました。

上記プロジェクトの活動成果として、大気汚染物質であるSOx、NOxの放出はほ ぼ横ばいでしたが、ばいじんの放出については昨年より顕著に減少させることが できました。また、産業廃棄物は相対的に減少傾向を示し、その再資源化率は昨 年度と同様に84%と高い水準を維持しております。今後も循環型社会構築のた めに産業廃棄物の再資源化を最大限進めてまいります。

また、昨年度同様、今年度も原子力発電所稼働率低下の影響により全国的なエ ネルギー不足問題が懸念されますが、電力多消費型産業に属する当社グループ としては、より省エネタイプの設備および技術導入を今後検討していく所存です。

安全活動に関しましては、当社グループはモノづくりの企業としての安全確保が 最も重要であるということを再認識し、安全文化の醸成に努めています。具体的 には、事故・災害の防止のために、生産設備というハード面での対策に加え、ソフ ト面での強化のために従業員一人ひとりが安全学習等を通じて工場設備の原 理・原則を理解することを促しています。これにより、各従業員が日常業務での安 全意識を高めることで、当社グループが推し進める「重大事故防止作戦」に更に 実効力を持たせ、無事故・無災害の達成に向けて、全社一丸となって取り組んで おります。

また、今年は当社グループ中期経営計画「DYNAMIC ACTION 13」集大成の 年であり、コア事業の生産体制の再構築と革新的なコスト削減を実施し、グロー バルコストに打ち克つ体制構築の推進をいっそう加速させます。その一環として アリルクロライド、エピクロルヒドリンの能力増強および新設工事の最終ゴール 間近となりましたが、決して詰めを怠ることなく改めて工事中の安全管理を一段 と強化してまいります。

本報告書は9年目となります。当社グループは、今後もレスポンシブル・ケア(RC) 基本方針に則り、社会に信頼される企業グループを目指してまいります。

2013年9月

      代表取締役 社長執行役員

(3)

1

.1

CSRへの取り組み

持続可能な環境の形成と

社会への貢献のために

ダイソーグループは

化学を中心とする

事業を通じて

持続可能な環境の形成と

社会への貢献のために

ダイソーグループは

化学を中心とする

事業を通じて

より豊かな社会の実現に

貢献します

レスポンシブル・ケア活動

 (化学物質の全ライフサイクルで

 「環境・安全」を確保します。) ●ISO-14001システムによる

 環境保全活動

情熱と誠意をもって

行動します

総合業務パッケージ(ERP)の導入

社会に信頼される企業を目指して

 「コンプライアンス・プログラム」

世界に信頼される

技術と製品を創造します

ISO-9001とGMPシステムによる

 品質保証活動

独自の高機能製品のご提供

環境に配慮した製品と技術の開発

社会に信頼される企業を目指して

ダイソーグループの役員と従業員は、企業理念の下、企業人として、 「コンプライアンス・プログラム」に則り、法令を遵守し、企業倫理に

基づいて行動することを徹底しております。

事業を持続的に発展させ企業価値を高めていくためには、各人が 誠実であるとともにプロとして自信と責任を持ち、一方では他者の 個性や多様性を認め、目標達成に常に努力を惜しまないことが何 より重要であることを理解し実践しております。

1

ダイソーグループのコンプライアンス・プログラム

コンプライアンス体制

コンプライアンス委員会

役員および従業員

専門委員会

監査G

監査役

内部通報

内部統制

教育研修

危機管理

社 長

企業理念

行動指針

行動基準

(4)

PLAN RC委員会事業所RC委員会 RC年度基本目標・施策とRC実施計画の決定事業所のRC実施計画の決定

ACTION RC委員会RC推進会議 RC実施報告・法的要求などに基づいて、計画の見直しや次年度計画への反映 DO 各事業所 RC実施計画・重大事故防止作戦に基づく活動

CHECK RC内部監査 RC実施状況を監査・報告

1 ダイソーの環境経営

化学物質を製造し、または取り扱う事業者が、自己決定・自己責任の原則に基づき、化学物質の開発から製造、流通、使用、 最終消費を経て廃棄に至る全ライフサイクルにわたって「環境・安全」を確保することを経営方針において公約し、安全・ 健康・環境面の対策を実行し改善を図っていく自主的管理活動です。

当社は企業理念の1つに「私たちは、化学を中心とする事業を通じてより豊かな社会の実現に貢献します。」を掲げて、「人 と環境にやさしい企業」を目指した事業活動を行っております。

本報告書は、環境保全、安全衛生および保安防災などを含むレスポンシブル・ケアのコードでまとめ、「環境・安全報告書」 (レスポンシブル・ケア活動報告)としました。

編集にあたっては、環境省の「環境報告書ガイドライン(2007年度版)」を参考としました。

編集/報告対象範囲

対象期間 : 2012年4月1日∼2013年3月31日の活動を報告しております。      ただし、労働災害に関するデータは暦年としました。

対象組織 : 7事業所/本社、東京支社、R&D本部研究センター、小倉工場、尼崎工場、松山工場、水島工場

1

1

.2

レスポンシブル・ケア(Responsible Care : RC)

レスポンシブル・ケアとは・・・

■ 関係法令や規則を遵守することはもとより、レスポンシブル・ケア(RC)の精神に則り、化学物質の総合安全管理に係る自主基準を設定し、自主管理に   よる継続的改善を図ります。

■ マネジメントシステムを構築し、維持します。全ての組織および従業員は、基本方針に基づく目的・目標をもって活動します。 ■ 社会とのコミュニケーションを深め信頼の一層の向上に努めます。

■ 基本方針の理解と実効を上げるために、教育訓練を実施します。

レスポンシブル・ケアの基本姿勢

1.環境保全

(1)自然環境との調和を図り、環境保全を推進します。

(2)製品およびプロセスの開発において、環境負荷低減を考慮すると   ともに、省エネルギ−・省資源を推進します。

(3)地域社会との融和を図り、生活環境の保全、改善に努めます。

2.保安防災

(1)事故、災害の防止を図ります。 (2)危機管理体制を堅持します。

(3)高圧ガス、危険物等の管理を徹底します。 (4)設備機器類の保安管理を推進します。

3.労働安全衛生

(1)労働災害の撲滅を図ります。 (2)作業環境の整備、改善に努めます。 (3)健康の保持増進に努めます。

4.物流安全

(1)法的およびその他の要求事項を遵守して、製品輸送の安全を確保   します。

(2)製品の輸送、流通段階における安全上のリスクの低減に努めます。

5.製品安全と品質保証および取扱う化学品の安全

(1)企業理念のもとに、お客様の満足する製品を提供します。 (2)適正なRC・品質・環境マネジメントシステムのもとで、製品安全と

  品質保証および取り扱う化学品の安全を確保します。 (3)常に品質を第一に、コスト低減に努めます。

6.社会との対話

(1)RC活動をはじめとして関係機関・団体等への報告を行います。 (2)地域との対話や活動に、積極的に参加します。

RC活動を実施するにあたり、本基本方針を社内外に公表します。 2003年4月1日

ダイソ−株式会社 社長

レスポンシブル・ケアの基本方針

レスポンシブル・ケアの推進体制

レスポンシブル・ケア

®

RC推進会議 社 長

RC委員会

委員長 : RC担当役員 委 員 : 事業部長     労働組合委員長 事務局 : RC・品質保証部

事業所RC委員会

(安全衛生・保安防災委員会) 委員長:事業所長 RC内部監査

ISO内部監査 重大事故防止対策 フォローアップ

重大事故防止対策 フォロー

指導・推進 報 告

報 告

報告・提案

指 導

チェック

(5)

2012年度の目標と報告

1

事業所のISO14001認証取得状況

2012年度目標 2012年度報告 長期目標

環境保全

環境負担低減設備を適切に稼動さ せ、環境負荷低減及び再資源化率 向上を図る。

エネルギー原単位、CO2排出量を

1990年度比80%以下とする。

CO2排出量は、1990年度比77.2%で

あった。原油換算原単位(kl/t)は1990 年度比70.5%であった。

(対前年度比3.6%減)

製品およびプロセスの開発において、 環境負荷低減を考慮するとともに、省 エネルギー・省資源を推進する。 地域社会との融和を図り、生活環境の 保全、改善に努める。

2008年∼2012年度の平均として、エ ネルギー原単位を1990年の80%にす るよう努力する。

2013年度の目標

環境保全 環境負荷低減設備を適切に稼動させ、環境負荷低減及び再資源化率向上を図る。エネルギー原単位、二酸化炭素排出量を1990年度比80%以下とする。

保安防災 重大事故防止対策を継続的に推進し、事故・災害を防止する。

労働安全衛生 労働災害の撲滅を推進する。

物流安全 安全輸送の継続とローリー荷役作業事故の撲滅を図る。

化学品・製品安全と品質保証 化学製品のコンプライアンスを徹底する。

社会との対話 RC実施報告及び官公庁への報告などを行い、社会とのコミュニケーションを図る。

化学品・製品安全 と品質保証

化学製品のコンプライアンスを徹

底する。 Reach、その他の化学品規制に対応した。 企業理念のもとに、お客様の満足する製品を提供する。 適正なRC・品質・環境マネジメントシス テムのもとで、化学品と製品の安全性 を最優先する。

常に品質を第一に、コスト低減に努める。

保安防災

重大事故防止対策を継続的に推進

し、事故・災害を防止する。 %であった。重大事故防止対策達成率は、概ね100 事故、災害の防止を図る。危機管理体制を堅持する。

高圧ガス、危険物等の管理を徹底する。 設備機器類の保安管理を推進する。

物流安全

安全輸送の継続とローリー荷役作

業事故の撲滅を図る。 物流事故3件(昨年度1件)と増加した。再度事故撲滅のための施策を強化する 必要がある。

法的およびその他の要求事項を遵守し て、製品輸送の安全を確保する。 製品の輸送、流通段階における安全上 のリスクの低減に努める。

社会との対話 RC実施報告及び官公庁への報告などを行い、社会とのコミュニケーションを図る。 官公庁・日本化学工業協会などへの報告を実施した。 当社の事業活動に係る調査依頼及び報告に、適切な対応をする。

労働安全衛生 労働災害の撲滅を推進する。 2012年度の労災件数:3件(昨年度5件)であり、前年と比較して若干減少し

た。

労働災害の撲滅を図る。 作業環境の整備、改善に努める。 健康の保持増進に努める。

化学産業界では2008∼2012年度の平均として、エネルギー原単位を1990年の80%にするよう努力 するという目標を掲げて、地球規模の環境保全活動に自主的に取り組んでおります。

当社はRC活動の一つとして、事業活動において省エネルギー・廃棄物削減・地球温暖化防止などの環 境負荷低減、法的およびその他の要求事項の遵守、緊急事態への対応に取り組んでおります。 また、主力3工場で環境マネジメントシステムの国際規格であるISO14001の認証を所得し、継続的な 改善を図っております。

事業所名 取得年月 認証機関 登録証番号

(6)

2 環境保全への取り組み

2

2

.1

生産活動のマテリアルバランス

前年度と比較し、2012年度は生産量が減少したため、水資源使用量が約10.7%減少しました。また、環境負荷となる排水量も約3.5%減少しました。 大気汚染物質の排出量については、水素や都市ガスなどの代替エネルギーを使用するボイラーの適正な稼動も伴って、同様に昨年度より減少しました。 2012年度の生産活動のマテリアルバランスは以下のとおりです。(小倉工場、尼崎工場、松山工場、水島工場、4工場の集計です。)

OUTPUT

INPUT

2,330.4万m3

エネルギー使用量(原油換算)

11.7万kL 26.0万t

原材料

出荷包装量

523t

製品生産量

54.2万t

ダイソー株式会社4工場

CO

2

25万t

SO

1tX

NO

19tX

COD

240t

窒 素

70t

り ん

6t 2,468.4万m

排水量

発生量 2.4万t

廃棄物

外部埋立 3.5千t

PRTR

自主回収包装量

81t

*出荷包装量とは・・・製品の容器包装材として使用している          紙袋、プラスチック袋、ポリ容器の重量です。

排出量 28t 移動量 68t

2

.2

省エネルギーへの取り組み

2012年度の生産量およびエネルギー使用量は、軒並み減少傾向を示しました。エネルギー原単位に関しましては、設備の適切な稼働に努めましたが電力 供給の関係から、約9.6%低下しました。

エネルギー使用量、エネルギー原単位の推移

(原油換算kL/生産量t)

0 30 60 90 120 150

2008年 119

2009年 109

2010年 126

2011年 124

2012年 116

0.554 0.817

0.545 0.803

0.535 0.787

0.560

0.614 0.825 0.906

0.4 0.6 0.8 1.0

※4工場集計

ー使用量

(千

kL

ー原単位

ー原単位指数(対

19

90

年度比)

OUTPUT

※ばいじんの大気への排出量は2.0tでした。

(7)

2

ソーダ電解で発生する水素はCO2が出ないクリーンエネルギーで

あり、水素の利用を当社の代替エネルギー施策の一つとし、現在水 素ボイラー2基による熱エネルギーを当社の代替エネルギー施策 の一つとし、CO2排出削減に努めております。

また、2006年度にCO2発生量の少ない都市ガスボイラーを尼崎工

場に設置しています。3基のボイラにより、重油使用量は原油換算 で4400kl削減し、CO2排出量は15,400t削減しました。

クリーンエネルギーの利用

尼崎工場の都市ガスボイラー

有機製品の製造工程で発生する廃油を燃焼させて、塩酸と蒸気を回収、製造工程で発生する反応熱から 熱エネルギーとして回収しております。熱エネルギー回収量は原油換算で400klになります。

工程から効率的な熱回収

廃燃ボイラー 尼崎工場の水素ボイラー 松山工場の水素ボイラー

環境への配慮と業務効率の向上を目指し、クールビズ活動に取り組みました。 対象事業所 : 全事業所(本社、東京支社、工場)、関係会社

活 動 期 間 : 2012年5月7日∼10月31日

活 動 内 容 : ノーネクタイ、ノー上着、室内温度管理(設定:28℃)

クールビズ活動

当社では以下のエコドライブ活動を推進しています。 (1)1台の車に乗り合わせて通勤移動

(2)時間帯をずらして渋滞を避ける (3)交通手段の変更

(4)エコドライブの推進

エコドライブ推進活動

2012年

2008年 2009年 2010年 2011年 2008年 2009年 2010年 2011年 2012年 2012年 2008年 2009年 2010年 2011年

2012年 2008年 2009年 2010年 2011年

オフィス、研究部門からのCO

排出量、輸送に伴い発生するCO

排出量

1.04 1.07

0.95

0.97

1.12

0.8 1.0 1.1

0.9 1.2

13.6 12.7

13.4 13.7 13.9

0 12

3 15

輸送に伴い発生するCO2排出量(千t)

オフィス、研究部門からのCO2排出量(千t)

エネルギー使用に伴うCO

排出量、CO

排出原単位の推移

25.0 30.0

20.0

15.0

10.0

5.0

25.3

21.0 19. 21.9 23.0

※4工場集計

CO2排出量(万t)

0.926 1.335

0.975 0.991 0.934 1.090

0.9

0.6 1.2 1.5

0.725 0.801 0.842 0.769

CO2排出量原単位(t-CO2/t) CO2排出量指数(対1990年度比)

(8)

2 環境保全への取り組み

2

2

.3

大気汚染・水質汚濁の防止への取り組み

当社の主力4工場は瀬戸内海およびその臨海で生産活動を行っておりますので、瀬戸内海の美しい環境保全のために排水管 理を重要テーマとしております。また、地域との公害防止協定や環境保全協定を締結し、環境関連法の遵守はもとより大気汚 染や水質汚濁の防止と削減に努めております。

当社の排水負荷は、有機製品等(有機製品、プラスチック、医薬中間体など)の工程からの排出がメインであります。

当社は、PRTR法と(社)日本化学工業協会の「環境汚染物質排出・移動量登録の指針」に従って指定化学物質の移動量管理と排出低減対策を行ってきまし た。

PRTR法対象物質移動・排出量の推移

2012年度のPRTR対象物質の移動状況

排水熱分解による有価物回収設備(松山工場)

2012年 排出・移動の合計

排出量

移動量

大 気 水 域 土 壌

28.3

27.3

1.0

0.0

68.1 96.4

2008年 2009年 2010年 2011年

11.3 12.0 45.5 69.8

11.1 11.8 44.4 68.6

0.1 0.1 1.1 1.2

0.0 0.0 0.0 0.0

84.8 79.2 42.4 85.8 96.1 91.2 87.9 155.6

■ 2012年度のPRTR法対象物質の   排出・移動量 96.4t/年の内訳

排出量 28.3t

大気排出量 27.3t/年 水域排出量 1.0t/年 土壌排出量 0.0t/年 埋 立 量 0.0t/年

移動量 68.1t

単位:t/年

大気 水域 土壌 排出量 移動量 排出・移動量

物 質 名 [ ]内はCAS No.

n-ヘキサン[110-54-3] トルエン[108-88-3]

3-クロロプロペン(塩化アリル)[107-05-1]

トリクロロエチレン[79-01-6] エピクロロヒドリン[106-89-8]

1,2-ジクロロプロパン[78-87-5]

1,3-ジクロロプロペン(別名:D-D)[542-75-6] フタル酸ジアリル[131-11-3]

ジメチルアミン[124-40-3] アリルアルコール[107-18-6]

アリルグリシジルエーテル[106-92-3] エチレンオキシド[75-21-8]

1,2,3-トリクロロプロパン[96-18-4] 1,2-エポキシプロパン[75-56-9]

クロロジフルオロメタン(HCFC-22)[75-45-6] 塩化第二鉄[7705-08-0]

有機スズ化合物

りん酸トリ-ノルマル-ブタン[126-73-8]

塩化メチレン[75-09-2] 合   計

(注) ダイオキシン類の単位はmg−TEQ/年

単位:t/年

18.47 0.00 0.00 18.47 13.92 32.39 1.39 0.00 0.00 1.39 38.42 39.81 4.60 0.00 0.00 4.60 0.00 4.60 0.39 0.00 0.00 0.39 10.10 10.49 1.24 0.00 0.00 1.24 0.00 1.24 0.03 0.11 0.00 0.14 0.00 0.14 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.56 0.00 0.56 0.00 0.56 0.12 0.37 0.00 0.49 0.00 0.49 0.25 0.00 0.00 0.25 0.00 0.25 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.13 0.00 0.00 0.13 0.00 0.13 0.04 0.00 0.00 0.04 0.00 0.04 0.03 0.00 0.00 0.03 0.00 0.03 0.30

0.00

0.00 0.00 0.30 0.00 0.30 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.01 0.00 0.00 0.01 0.00 0.01 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00

1-アリルオキシ−2,3−エポキシプロパン 0.21 0.00 0.00 0.21 0.00 0.21

0.02 0.00 0.00 0.02 5.67 5.69 27.22 1.04 0.00 28.27 68.11 96.38

(9)

2

各ばい煙発生施設の適切な管理により大気汚染物質の削減に努めていきます。

製品生産量と有機製品等の伸び率

2012年

2008年 2009年 2010年 2011年 2008年 2009年 2010年 2011年 2012年

* 有機製品等とは、有機製品、プラスチック、医薬中間体などの製品です。

無機製品(千t) 有機製品等(千t) 有機製品等の伸び率(%)(対2007年度比) 製品生産量(千t) 0 100 200 300 400 500 600 700 800 0 100 200 300 400 500 600 40 20 60 80 100 120 140 121 100 101 128 133 455 141 462.7 116.1 434.9 117.2 480.7 148.9 483 154 596 578.8 552.

629.6 638.1

水質汚濁物質の排出量の推移

2012年

2008年 2009年 2010年 2011年 2008年 2009年 2010年 2011年 2012年 排水量(千t) COD負荷量(t) 全りん排出量(t)

240 164 161 235 268 53 5 5 56 7 70 68 66 6 6

排水処理設備の適正管理により、COD負荷量、全りん、全窒素排出量の削減に努めていきます。

大気汚染物質の排出量の推移

2008年 2009年 2010年 2011年 2012年 2008年 2009年 2010年 2011年 2012年

2008年 2009年 2010年 2011年 2012年

■ SOx排出量(t)

■ 排水量とCOD負荷量の推移 ■ 全りん・全窒素排出量の推移

■ 無機製品生産量/有機製品等生産量/有機製品等の伸び率 ■ 製品生産量

■ NOx排出量(t)

10 0 20 40 80 60 100 1.26 1.59 0.93

1.28 1.22

19 35 35

39

21

■ ばいじん排出量(t)

3.04

1.10

3.69 2.75

1.77 0 0 2 4 6 8 5 4 3 2 1 0 10,000 20,000 30,000 40,000 50,000 180 240 300 0 60 120 24,684

21,155 19,750 22,363

25,573 0 10 20 30 40 50 60 70 80 4 2 0 6 8 10 12 14 16

(10)

0 1000 2000 3000 4000

2 環境保全への取り組み

2

2

.4

産業廃棄物削減への取り組み

2000年に「循環型社会形成促進法」が制定され、リサイクル法が施行されました。当社は、製造工程から副生した有機塩素系化合物を原料とした塩酸製造 設備、廃液燃焼設備で塩酸と蒸気を回収し、資源とエネルギーに再利用するシステムで廃棄物の削減を行っております。また、排水処理で発生した有機ス ラッジの肥料化、ごみの分別回収とリサイクルなどにも取り組んでおります。

再資源化率は、2012年度も84%となりました。

* 4工場に加え研究センターも含む。

産業廃棄物の排出量の推移

2012年

2008年 2009年 2010年 2011年 2008年 2009年 2010年 2011年 2012年 産業廃棄物発生量(t) 再資源化量(t) 再資源化率(%) 外部埋立量(t)

3,501

3,003

2,269

3,456 3,758

■ 産業廃棄物発生量/再資源化量/再資源化率 ■ 外部埋立量

■ 発生割合 ■ 外部埋立割合

0 20000 10000 30000 40000 50000 85 22,912 19,377 18,459 15,594 24,473 20,548 25,859

21,565 24,84220,737 85 84 84 84

80 60 40 20 0 100

産業廃棄物の内訳(2012年度)

発生量 24,842t

外部 埋立量 3,501t

スラッジ 15.0%

廃 油 81.9% 廃 酸 0.4%

廃アルカリ 0.5%

木くず 0.2% 廃プラスチック類 2.0%

木くず 1.6%

廃油 2.7% 廃アルカリ 1.9%

スラッジ 80.6%

廃プラスチック類

12.8%

がれき類 0.2% ガラス・陶磁器くず 0.2%

外部埋立割合(%) 種  類

スラッジ 廃  油 廃  酸 廃アルカリ 廃プラスチック類

紙 く ず 木 く ず 金属くず ガラス・陶器くず

がれき類 合   計

80.6 2.7 0.0 1.9 12.8 0.0 1.6 0.0 0.2 0.2 100.0

外部埋立埋立量(t)

2,822 94 0 67 448 0 55 0 7 8 3,501

再資源化量(t)

816 19,827 23 43 20 0 2 6 0 0 20,737

発生割合(%)

15.0 81.9 0.4 0.5 2.0 0.0 0.2 0.0 0.0 0.0 100.0

発生量(t)

(11)

2

水銀除去をはじめとする当社の独自技術を生かして、さまざまなリサイクルシステムを開発、提供して

います。また、製品の開発段階からリサイクルに配慮した製品づくりを進めています。     ● 排ガス・排水中の水銀除去設備

    ● 使用済蛍光管のガラス回収リサイクル技術     ● 廃プラスチック減溶化リサイクル技術     ● エッチング廃液の再生リサイクル技術

2

.5

環境に配慮した製品及び技術の開発

保有技術を資源リサイクルへ応用

ダイソーグループの株式会社ジェイ・エム・アールは、ダイソーの水銀処理技術をベースに、使用済蛍 光管や水銀ランプの「ゼロ・エミッション」を目指して処理事業を行っております。

使用済蛍光管を切断・破砕・水洗処理後、ガラス・蛍光剤・金属・水銀を各々回収リサイクルします。 近畿、中部圏を中心に約2,000社と契約し、年間約400万本(40W直管型蛍光管換算)を処理しております。

水銀吸着剤「ダイソーMR」を利用した環境保全設備及び蛍光管リサイクル事業

ダイソーとダイソーエンジニアリングは、上水道をはじめプール、温浴施設などの水をオンサイトで殺 菌できる二酸化塩素水生成装置「レジオクリーン」と次亜塩素酸ソーダ生成装置「次亜deクリーン」を 開発しました。

循環ふろなどで最も問題となるレジオネラ菌などを殺菌できるのが特徴で、温浴施設やプール、冷水 塔、医療や食品関連施設などでの殺菌装置として提案しております。

ダイソーの基盤技術を活用し、ダイソーケミカル株式会社と株式会社大林組との共同開発で、吹付け アスベスト粉じん飛散防止処理剤「ニューダイロック」を提供しております。

「ニューダイロック」は珪酸塩を主成分とする水性無機系処理剤で有機溶剤などのVOC問題がなく、ア スベストへの浸透性に優れていることが特徴です。

安全で清潔な水づくりのために

当社が製造販売しています省エネタイヤ用改質剤「CABRUS®(カブラス)」※1は、低燃費タイヤの添加

剤として使用されるポリスルフィド系シランカップリング剤です。

「CABRUS®」は、馴染みの良くないゴムとシリカの結合を補助し、タイヤの転がり抵抗※2を減少させる

ことにより燃費を改善する効果があります。

「CABRUS®」を使用したシリカ配合タイヤは、低燃費を実現することによりCO2の排出量を削減でき、

欧州を中心に普及し、地球環境保全に貢献しています。

※1 「CABRUS®」は、Coupling Agent for Bonding RUbber and Silica の頭文字です。

※2 転がり抵抗:走行時のタイヤの振動や摩擦による発熱。

省エネタイヤ用改質剤「CABRUS

(カブラス)」は車のCO

® 2

排出量削減によって地球環境保全に貢献

アスベストを安全に除去するために

「ダイソーMR」貯蔵タンク▶

吹付けアスベスト粉じん飛散防止処理剤

アスベスト除去用

粉じん飛散抑制剤「ニューダイロックTM

#500W」

アスベストへの浸透性 吹付けアスベストへ速く、深く浸透

散布後、長時間湿潤状態を保持

浸透性 除去前 除去時 除去後

取扱いが容易で安全 無機質水系で有機溶剤を含まない

保護メガネ、マスク等が曇らない

除去前 除去時 除去後

良好な作業性 エアレススプレーガンで施工

無臭、一液タイプで取扱い容易

除去前 除去時 除去後

浸透性

浸透性

▲ 回収水銀 ▲ 回収ガラス ▲ 回収蛍光剤 ▲ 回収金属

▼ 処理前(上)

(12)

3 労働安全衛生・保安防災への取り組み

3

3

.1

安全衛生・保安防災活動

2012年度の取り組みとしてZA2012を定め、労働災害や事故の撲滅に努めております。

4工場と研究センターは、重大事故防止対策に9年間継続して取り組み、PDCAサイクルを回して成果の向上を目指しております。 この活動のフォローアップは毎年10月に実施して進捗状況の確認を行っております。

 ● ZA2012: 1.原理原則と作業目的を理解して行動しよう。        2.5Sの徹底  

ZA(ゼロ・アクシデント)と重大事故防止対策の推進

当社は、RCの重要な活動として安全衛生・保安防災に取り組んでおります。

安全衛生・保安防災の活動

工場と研究所で外部講習によるKY(危険予知)トレーナーを育成し、職場のKY活動に反映させております。

KY(危険予知)トレーナーの育成

全事業所(7事業所)で、メンタルヘルス・ケアについて外部講師による教育、ビデオによる教育を実施して、メンタルヘルスの維持・改善に努めております。

メンタルヘルス・ケア活動

RC委員会

RC推進会議(安全衛生会議を含む)

事業所RC委員会(安全衛生・保安防災委員会を含む) 職場会

全社で業務に必要な法的資格・届出を明確にし、法令遵守と専門知識向上のために、資格の取得を推進しております。

主な資格の保有状況(2012年4月現在)

資 格 名 衛生管理者

食品衛生管理者 公害防止管理者

種 類

エネルギー管理士 高圧ガス製造保安責任者 ボイラー技士

危険物取扱者

毒物劇物取扱い責任者

産業廃棄物処理施設技術管理者 特別管理産業廃棄物管理責任者 高圧ガス販売主任者

電気主任技術者 電気工事士

保有資格者数

1種

ー 水質1種/大気1種

甲種・乙種化学/甲種・乙種機械

特急/1級/2級 甲種

ー ー

ー ー

2種/3種 1種/2種

54名 年2回開催

年2回開催 毎月開催

毎月開催

11名 81名/118名

58名 90名/181名

4名/115名/249名 230名

45名 9名

42名 22名

(13)

3

事業所毎に地域の防災訓練に参加し、また事業所内で総合防災訓練と通報訓練を実施しました。

3

.2

防災訓練・休業災害発生件数

防災訓練

定期的なRC委員会(安全衛生、保安防災委員会を含む)の開催、重大事故防止対策、KY(危険予知)活動など 継続して実施してまいりましたが、2012年度は1件の休業災害が発生しました。

全事業所(7事業所)での休業災害の集計は以下のとおりです。(従業員のみを対象にしております。)

休業災害発生件数と推移(暦年集計)

● 小倉工場

● 尼崎工場

▲ 消火訓練

● 本 社

▲ 消防避難訓練

● サンヨーファイン 福井工場

▲ 消防訓練 ▲ 総合防災訓練 ▲ 総合防災訓練

● 松山工場

▲ 総合防災訓練 ▲ 消火訓練

● 水島工場

▲ 合同防災訓練 ▲ 自衛防災隊放水

2008年 2009年 2010年 2011年 2012年 休業災害発生件数 休業災害度数率 日化協の休業災害度数率

■ 休業災害の推移(暦年集計)

0 1 2 3 4

0 1 2 3 4

2008年 2009年 2010年 2011年 2012年 休業災害発生件数

休 業 災 害 度 数 率 日化協の休業災害度数率

3

2.36 1.12 0.00 1.12 0.83

0.48 0.31 0.42 0.38 0.41

1 0 1 1

(14)

4 物流安全・製品安全への取り組み

4

4

.1

物流安全への取り組み

● 工場毎に「運輸部会」を定期的に開催し、輸送業者やドライバーに安全輸送の徹底を図っております。

● 工場関係者と輸送業者が合同で緊急対応訓練や通報連絡訓練を実施しております。

運輸部会の開催と緊急対応訓練

4

.2

製品安全・化学物質管理への取り組み

製品安全データシート(MSDS)

● 毒物・劇物および危険物に該当する製品の「イエローカード」を整備し、運転手への教育   と通報連絡訓練を実施して、輸送時の安全確保と緊急時への適切な対応を図っており   ます。

● ドラム缶や石油缶入り製品の混載輸送や保管時における安全性確保のために応急措置、   指針番号や国連番号を記載した「警告ラベル」(容器イエローカード対応)を製品容器   に貼り付けております。

イエローカードと警告ラベル

輸送業者表彰制度により、物流事故低減に大きく寄与した優良ドライバーなどに対して表彰 を行っております。

2012年度は13名を表彰しました。

小倉工場関係1名/尼崎工場関係4名/松山工場関係2名/水島工場関係6名

製品の製品安全データシート(MSDS)を整備し、多くの製品についてはホームページで公開しておりま す。

物流安全表彰

▲ 運輸部会漏洩訓練

(15)

5

社会との対話

● 当社は、毎年定期的に「レスポンシブル・ケア実施報告書」を日本レスポンシブル・ケア協議会に報告しております。

● また、官公庁や団体からの調査依頼を受けて報告しております。

● 事業所は法令や環境保全協定などに基づいて県や市に定期的に報告しております。

● 企業にとって地域社会との関係はますます重要になっております。当社はレスポンシブル・ケア地域説明会に参加しております。

● 環境保全活動の一環として、清掃活動など地域のさまざまな活動に積極的に参加し、交流を深めております。

地域との交流

● 尼崎工場 場外清掃風景 ● 松山工場 場外清掃風景 ● 松山工場 秋祭

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生産技術本部 RC・品質保証部

〒550-0011 大阪市西区阿波座一丁目12番18号 TEL 06-6110-1591 FAX 06-6110-1608

2013.12発行

しい企業」を目指した事業活動を行っております。本報告書は、環境保全、安全衛生および保安防災などを含むレスポンシブル・ケアの コードでまとめ、「環境・安全報告書」(レスポンシブル・ケア活動報告)としました。

編集にあたっては、環境省の「環境報告書ガイドライン(2007年度版)」を参考としました。

7事業所:本社、東京支社、R&D本部研究センター、小倉工場、尼崎工場、松山工場、水島工場

対象組織

2012年4月1日∼2013年3月31日の活動を報告しております。ただし、労働災害に関するデータは暦年としました。

参照

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